景気上昇、その時雇用はあるのだろうか？

日銀がインフレ目標を打ち出しましたね。


これで少しは景気が
良くなっていってくれる事を願います。


ただ一つ不安があるとすれば、
景気が良くなっても、
雇用が増えないという事態です。


ジョブレスリカバリー

という言葉ですが、
２００９年ころによく聞いたのではないでしょうか。



何でこの言葉を思い出したのか、と言うと、

ちょっと前に新聞で、最近の大学生は、
入学と同時に資格取得の勉強を始める人が
増えているという記事を読んだからです。



大学の成績だけでは、
就職で差がつかないという事なんでしょうね。



そしてその位の事をしていないと、
仕事にありつけないという時代が
来ているのかもしれません。




パートの求人を見ていても、
「経験者望む」という求人が多いです。


他の仕事に比べれば、
確かに時給も高いですが、

正社員ではなくパート採用。



つまりいくら経験を積んでも、
何かが足りなければ、

パートという全く保証のない地位に
甘んじなくてはいけないという事実。




景気は回復したが、仕事がない。

物価は上がったが、収入は減った。


こんな事が起きるやもしれません。





事実、都内のコンビニでは
外国人の店員さんが増えていると聞きます。


またとある企業の海外工場の
責任者は、英語、日本語などが堪能で、
しかも業務に精通していて、

給与は日本人の１／５だった
という話も聞きました。




これからどのようになるのか？

求人は増えるのか？

給与は上がるのか？


色んな不安はありますが、

やったー！景気が良くなった！

なんて騒いで何もしないでいると、
ドツボにはまる事になるかもしれません。




だって企業の一番の負担は人件費ですから。


まだまだ先の見えない今こそ、

自分に力をつける努力を
していかないといけませんね。

タグ：インフレ 雇用 景気 日銀